AIMIINA WORLD TRIP
+ 世界を旅する姉妹の近況報告ブログ +
地獄から天国へ
ラパスへ着いた翌日。
私たちは今回の旅の最大のハイライト、「ウユニ塩湖」へ向かいました。
安いローカルバスでも行けるのですが、泥棒も多く長時間の悪路とのことで、今回はTodo Turismoという、ちょっとランクが上のツーリスト夜行バスに乗って行くことにしました。
ネットで予約が出来るようなので、
予約をし出発時刻の21時まで時間を潰すことに。
夕方18時。
ご飯を食べて出発時刻まで待とうとwifiのつながるカフェへ。
注文を済ませて待っていると、
リマから一緒に旅をしていた旅仲間のyoshitakeさんからメッセージが。
「道が悪いので、Todoは19時発だそうです」
19時?! ぎゃーーーーー!!!
「すいません!!」と
注文したばかりのメニューをお断りして、
急いでタクシーでTodoのカウンターへ向かいました。
そこには連絡をくれたyoshitake氏の姿!
「二人の名前が予約に入ってないんだよね」
ヒィィィィ!!!!
次々ととんでもない宣告をしてくださるyoshitakeさん。
でも、確かに予約はしたはず。
その旨をカウンターの女性に伝えると、
「予約していただいても、お支払いが無ければ予約は確定されません。従って予約はありません。また、本日の座席はいっぱいですので明日以降になります」
なんですって???
いやいやいや…
支払いは24時間以内って書いてたじゃん、
だからこっちは安心してゆっくりしてたじゃん。
そもそも出発早まるとか連絡受けてませんけど?
支払いしないと予約確定出来ないって、
ネットで支払い出来ないのに?
じゃあ何のためのネット予約システム?
システムとして確立出来てないし 、
意味ないから今すぐ止めてもらっていいですか??
そりゃあもう様々な文句が全身を駆け巡りました。
しかし、文句を言ってるヒマはありません。
宿のチェックアウトも済ませた今、
私達に「明日行く」という選択肢はありえないのです。
すぐにバスターミナルへ走り、
泥棒も多いというローカルバスを探しました。
が、3社ほどあったウユニ行きは全て満席。
しかも出発時刻はみんな19時。
もうダメか、と思われたけど、
最後のバスに「ポルファボーーール!!(please)」と頼み込みました。
すると、係りのお姉さんに しょうがないなぁ という顔をされつつ
「じゃぁ、乗って乗って!」と言われ乗車成功☆
まだ空きのあった座席に座りました。
ふぅーひと安心。
「なんだ席余ってるじゃん!」
そう思ったのも束の間。
チケットを持った乗客が次々と乗ってきました。
そうなのです。
私達は、乗せてくれた女性にバス代を払ったものの
シート番号が書かれたチケットは持っていません。
12時間の夜行バス。
次々と座席を追われ、1つの席に二人で座ったり、
ついには座席すら追いやられ、通路に…
えぇ、通路ですよ。
優しい欧米人旅行者の方が哀れな我々に毛布を貸してくれ、
自分の荷物をまくらにして、
その後次々と乗ってくるチケットを持たないローカルボリビア人と一緒に
通路にうずくまりながら舗装されていない道をガタガタと数時間
揺れ過ぎてお尻の感覚は段々と無くなっていきました。
正直、本当に本当に辛かった!!!
これまでの人生でもっと辛かったことはないか?
などなど、今の状況が少しでもラクに思えることに考えを集中させながらも眠りに入るaimi。
この年になって、こんなミジメな気持ちでバスに乗ることになるなんて
座席がない中、ボリビア人のおじさんとスペースを取り合いながら通路に転がるなんて
あぁ~早く着け~‼
次第に窓の外が明るくなり、
到着が近づいている、と自分を励ましました。
そうしてようやく辿り着いたのが
「ウユニ」という街でした。
私達はすぐ3泊4日のツアーに参加することを決め
出発時間まで時間潰ししていると
なんと、モロッコでラクダツアーを共にしたtasuku君と再会!
次にメンドーサで私達が被害にあった日のレストランと宿が一緒だったお二人 &
ビーニャで一緒に過ごしたAkiちゃんと再会!
そして、Yoshitakeさんとも無事再会!
走馬灯のように旅の登場人物が現れ、
ツアー出発の時刻。
ウユニの街からジープで40分。
そこには着くまでの地獄の10時間を
かき消してしまうような景色が広がっていました。
ついに来たんだ!!
やったぁぁーーー!!!
私たちは今回の旅の最大のハイライト、「ウユニ塩湖」へ向かいました。
安いローカルバスでも行けるのですが、泥棒も多く長時間の悪路とのことで、今回はTodo Turismoという、ちょっとランクが上のツーリスト夜行バスに乗って行くことにしました。
ネットで予約が出来るようなので、
予約をし出発時刻の21時まで時間を潰すことに。
夕方18時。
ご飯を食べて出発時刻まで待とうとwifiのつながるカフェへ。
注文を済ませて待っていると、
リマから一緒に旅をしていた旅仲間のyoshitakeさんからメッセージが。
「道が悪いので、Todoは19時発だそうです」
19時?! ぎゃーーーーー!!!
「すいません!!」と
注文したばかりのメニューをお断りして、
急いでタクシーでTodoのカウンターへ向かいました。
そこには連絡をくれたyoshitake氏の姿!
「二人の名前が予約に入ってないんだよね」
ヒィィィィ!!!!
次々ととんでもない宣告をしてくださるyoshitakeさん。
でも、確かに予約はしたはず。
その旨をカウンターの女性に伝えると、
「予約していただいても、お支払いが無ければ予約は確定されません。従って予約はありません。また、本日の座席はいっぱいですので明日以降になります」
なんですって???
いやいやいや…
支払いは24時間以内って書いてたじゃん、
だからこっちは安心してゆっくりしてたじゃん。
そもそも出発早まるとか連絡受けてませんけど?
支払いしないと予約確定出来ないって、
ネットで支払い出来ないのに?
じゃあ何のためのネット予約システム?
システムとして確立出来てないし 、
意味ないから今すぐ止めてもらっていいですか??
そりゃあもう様々な文句が全身を駆け巡りました。
しかし、文句を言ってるヒマはありません。
宿のチェックアウトも済ませた今、
私達に「明日行く」という選択肢はありえないのです。
すぐにバスターミナルへ走り、
泥棒も多いというローカルバスを探しました。
が、3社ほどあったウユニ行きは全て満席。
しかも出発時刻はみんな19時。
もうダメか、と思われたけど、
最後のバスに「ポルファボーーール!!(please)」と頼み込みました。
すると、係りのお姉さんに しょうがないなぁ という顔をされつつ
「じゃぁ、乗って乗って!」と言われ乗車成功☆
まだ空きのあった座席に座りました。
ふぅーひと安心。
「なんだ席余ってるじゃん!」
そう思ったのも束の間。
チケットを持った乗客が次々と乗ってきました。
そうなのです。
私達は、乗せてくれた女性にバス代を払ったものの
シート番号が書かれたチケットは持っていません。
12時間の夜行バス。
次々と座席を追われ、1つの席に二人で座ったり、
ついには座席すら追いやられ、通路に…
えぇ、通路ですよ。
優しい欧米人旅行者の方が哀れな我々に毛布を貸してくれ、
自分の荷物をまくらにして、
その後次々と乗ってくるチケットを持たないローカルボリビア人と一緒に
通路にうずくまりながら舗装されていない道をガタガタと数時間
揺れ過ぎてお尻の感覚は段々と無くなっていきました。
正直、本当に本当に辛かった!!!
これまでの人生でもっと辛かったことはないか?
などなど、今の状況が少しでもラクに思えることに考えを集中させながらも眠りに入るaimi。
この年になって、こんなミジメな気持ちでバスに乗ることになるなんて
座席がない中、ボリビア人のおじさんとスペースを取り合いながら通路に転がるなんて
あぁ~早く着け~‼
次第に窓の外が明るくなり、
到着が近づいている、と自分を励ましました。
そうしてようやく辿り着いたのが
「ウユニ」という街でした。
私達はすぐ3泊4日のツアーに参加することを決め
出発時間まで時間潰ししていると
なんと、モロッコでラクダツアーを共にしたtasuku君と再会!
次にメンドーサで私達が被害にあった日のレストランと宿が一緒だったお二人 &
ビーニャで一緒に過ごしたAkiちゃんと再会!
そして、Yoshitakeさんとも無事再会!
走馬灯のように旅の登場人物が現れ、
ツアー出発の時刻。
ウユニの街からジープで40分。
そこには着くまでの地獄の10時間を
かき消してしまうような景色が広がっていました。
ついに来たんだ!!
やったぁぁーーー!!!
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無題
すげぇな
なんか御伽の国にでてきそうな程異空間で綺麗だね^^
他の写真もあったらUP求む^^
なんか御伽の国にでてきそうな程異空間で綺麗だね^^
他の写真もあったらUP求む^^
- 音空
- 2012/02/20(Mon)19:52:04
- 編集
読み込み中・・・
本当に綺麗だった~
静かだし、どこまでもどこまでも歩いて行けそうな感じ
静かだし、どこまでもどこまでも歩いて行けそうな感じ
- 2012/02/21 01:51
無題
12時間の席無夜行バスは自分からしたら普通です。
20年前の情報ですが
デリーからポカラまで
バスで60時間かかりました。
しかも予約した自分の席の番号持ってる人が4人ばかり。
この時点でほとんど床下しかないと悟りました。
座った床下はエンジンの真上。
エンジンの熱で寝袋が焦げました
ほとんどダート道。
渋滞。
左前のサスペンションは100%壊れて
自分はその真上。
そのバスやたら警察に検問されるのです。
検問の度に許しの値段交渉。
バクシーシー
長距離バスは夜になると盗難事件多発。
昔は携帯もパソコンもないから
ソニーウオークマンがターゲット。
移動中腹痛に見舞われ。
ドライバーにヘルプ バス ストップ連発。
何にもない平原で乗客の熱い視線を感じながらノグソ。
。
移動後半は自然体の幻覚で。
子供がバスにつっこんで来たり見えました。
気力も体力も生まれて初めての境地に。
ナチュラルトリップ。
移動2日目の夜ドライバーはいろんな錠剤をのんで
超強気なドライビング
対向車線にはみ出し対向車が譲るまで
車線変更なし。
それを見てすべての疲れがぶっ飛びました
死ぬかも、命危険
そんな時はどんな疲れもぶっ飛ぶものです。
インド旅は予想外ばかり
でもそれがいい思い出になって
今でも楽し生き様で。
二人も12時間席無移動はいいエネルギーの源になると確信しています。
地獄から天国へウユニ
今の生きるエネルギーの源やわ
この世に生まれてありがとう
二人も
20年前の情報ですが
デリーからポカラまで
バスで60時間かかりました。
しかも予約した自分の席の番号持ってる人が4人ばかり。
この時点でほとんど床下しかないと悟りました。
座った床下はエンジンの真上。
エンジンの熱で寝袋が焦げました
ほとんどダート道。
渋滞。
左前のサスペンションは100%壊れて
自分はその真上。
そのバスやたら警察に検問されるのです。
検問の度に許しの値段交渉。
バクシーシー
長距離バスは夜になると盗難事件多発。
昔は携帯もパソコンもないから
ソニーウオークマンがターゲット。
移動中腹痛に見舞われ。
ドライバーにヘルプ バス ストップ連発。
何にもない平原で乗客の熱い視線を感じながらノグソ。
。
移動後半は自然体の幻覚で。
子供がバスにつっこんで来たり見えました。
気力も体力も生まれて初めての境地に。
ナチュラルトリップ。
移動2日目の夜ドライバーはいろんな錠剤をのんで
超強気なドライビング
対向車線にはみ出し対向車が譲るまで
車線変更なし。
それを見てすべての疲れがぶっ飛びました
死ぬかも、命危険
そんな時はどんな疲れもぶっ飛ぶものです。
インド旅は予想外ばかり
でもそれがいい思い出になって
今でも楽し生き様で。
二人も12時間席無移動はいいエネルギーの源になると確信しています。
地獄から天国へウユニ
今の生きるエネルギーの源やわ
この世に生まれてありがとう
二人も
- 神田
- 2012/02/29(Wed)03:10:14
- 編集
Re:無題
インドはありえないことの連続ですよね(笑)
でも、そういう大変な思い出のほうが後から笑い話になって楽しいです!
でも、そういう大変な思い出のほうが後から笑い話になって楽しいです!
- 2012/03/04 01:15
無題
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