AIMIINA WORLD TRIP
カッパドキア!!!
早速トルコのメイン観光 カッパドキアツアーへ行ってきました。
4泊5日(うち3泊は夜行バス泊)というちょっとハードな強行ツアー。
でも長距離バス慣れしている私たちは夜中トイレに起きる事も無く爆睡。
寝てる間に移動できるなんて超便利~☆な感じです。
さて、イスタンブールを夜出発して、目を覚ました時に
両サイドの大きな窓に広がっていた風景。
それは360度真っ白なだだっ広い大地でした。
僅かに生えている草や低木の枝には細かい霜が降りていて、
眠っている他の人を起したくなるくらい美しい風景。
が、同時に「これは過去最高に寒いだろうな」と落ち込みました。
防寒対策不十分な姉妹は必殺十二単作戦(とにかく着込む)を敢行です。
起きてしばらくして見えてきたのはバスの終着点ウルギュップ。
もう既にカッパドキアっぽさが見られます。
しかし、極寒の中こんなとこで降ろされて、
これからどうしたら・・・と不安になったのは言うまでもありません。
しばらくしてミニバスが迎えにきてくれ、ホッしました。
そして、早々にギョレメという街へ移動しカッパドキア観光スタート!
まず最初に向かったのはキノコ岩で有名なポイント。
カッパドキアとは言いますが、それって何なんだ?
これは街の名前と言うわけではなく、「美しい馬」という意味だそうです。
奇岩が連なる風景が馬に見えたのかなぁ・・・
奇岩に入る。。
そしてこの奇岩。実は人が住んでいたのです。
岩質は柔らかく、掘り易かったとか。。
トルコといえばイスラム教な気がしますが、
ここには他の宗教の迫害から逃れるために、
ひっそりとキリスト教徒が住んでいたそうです。
その為、中にはキリストの壁画がある教会があったりします。
崖の途中に小窓が・・・
ピジョンハウス(鳩の家)と呼ばれています。
時期になると本当に鳩が巣作りしてるらしい。
はしゃぎ過ぎて誰もいないことに気付かない、の図↓。
最初、ツアーで来てることを忘れ、時間を守れず迷惑を掛けた事も・・・
皆さん、待たせてしまってスイマセン!!
岩がこの形になったのは、
火山によって出来た石灰質のやわらかい土地の上に、
堅い土が降り積もり、時間の経過と共に石灰質の部分が侵食・風化して、
今の状態になったとか。それにしても不思議です。
次に向かったのは地下都市カイマクル。
入り口はこんな感じ。いざ地下へ!!
えーーーーと・・・・ なんですかね、コレ・・・。
暗くて!!なんかいい写真が無い!!
要約しますとこの地下都市、下は8階まであって、
中にはたくさんの部屋がありました。
部屋といっても厨房やトイレ、貯蔵庫、換気口、教会、
ワイン工房まで何でも有ります。
かなり広いこの都市、10万人か暮らしてたとか・・・。
一旦間違えると戻って来れなさそうなくらい複雑な道です。
一通り案内されて、入口の光が見えたときはなんか嬉しかったです。
さてここ中央アナトリア地方ではかつて、
女は絨毯、男は陶器が出来ないと結婚出来ないといわれていたそうです。
そんなわけで、陶器の工房へやってきました。
色とりどり、様々な模様のお皿が飾ってあります。
中でも細かい模様の陶器は圧巻です。
まず下地に模様を描いていき、その後色を塗ります。
そして焼きあがった物がコレ。
細かい!!!美しい!!!
目が痛くなるような細かさ。
そしてこれはワイン入れ。
肩にかけてワインを注ぐカタチ。オッシャレー☆
カメラ目線の彼は日本語堪能な陶芸のプロでした。
そんなわけで、
絨毯が出来ないので、カッパドキアでは結婚出来ませんでしたが、
本当に素晴らしい世界遺産を見れたツアーでした!!
次は暖かい時期に気球やバギーで観光してみたいです。
トルコのパンは・・・
トルコ料理。
1つはフランス料理。
もう1つは中華料理。
そして、トルコ料理なのです。
そんな世界3大料理に挙げられているのに
私達はケバブ位しか知りません。
「トルコ料理とは何ぞや!」
ということで、ここでは私達が食べてきた料理を紹介します。
まずは、そのケバブ。
日本でもお馴染みの肉をグルグル焼くやつです。
肉はチキン・ビーフ・マトンと選ぶことができますが、
チキンが他のものよりクセがなく一番美味しかったです。
そして、焼けたところからナイフでそぎ落とし
お店や料理によってパンにはさんだり、ライスにのせて食べます。
そしてトルコへ行ったバックパッカーが必ず食べるもの。
それは、「サバサンド」
なんと
サバを鉄板で焼いてパンに玉ねぎとサンドしただけのファストフード。
味付けは、塩とレモンをお好みで。
魚をパンに?!しかもサバ!!!
とドキドキしながらパクつく姉妹・・・
「うまっ!」「サバだぁ~。」
久しぶりの魚の味が体に染み入り、結構美味しかったです。
サバサンド、意外とアリです。
次にコレ 「ミディエ・ドルマス」:ムール貝のピラフ詰め
当初、ただのムール貝と思い
「あたらないよね~でも貝食べたいしー」と心配しつつ購入。
ところが、中には味付けされた米が入っていて
かなり美味しかったです。
イカめしみたいな感じかなぁ。
(ペロリと食べてしまい詳細の写真なし!)
続いてレストラン編
「チョルバ」:スープ
トルコスープの定番、レンズ豆のチョルバ。
「ピデ」:ピザ
窯で焼かれたピデはパリパリで美味しいよ。
奥にあるのはトルコのコーラ 「コーラトゥルカ」
「パトゥルジャン ケバブ」:ナスと肉のケバブ
別々に食べず、ナスと肉一緒に食べると美味しい。
煮込み料理。
トルコ料理は基本トマトベース。
食後は、
「チャーイ」でしめます。
新たなる旅立ち
AIMIが新たなる土地を求め、否、出稼ぎに、
ベースキャンプを旅立ちました。
MIINAは地元にてお見送りです。
改札の向こうで憎いほど清々しい笑顔で手を振るAIMI。
ところで、今回AIMIが向かったのは・・・
沖縄と鹿児島の間にあるこの島。
その名も徳之島。鹿児島県の一部になるんだとか。
北海道から東京、鹿児島、徳之島と2回経由が必要な離島です。
ここでしばらく社会復帰を果たすそうです。
そのうち南国レポートでもしてくれることと思います。
今後は北と南の双方向から攻めるブログ展開を期待☆
なにはともあれ、これで二人とも次の旅への準備が出来そうです。
MIINA 「じゃ、いってきまーす!!」 ←ちょっと行きたかった人
AIMI 「ちょ、待っ・・・」
イスタンブール到着。
当初、私達はイタリアからトルコへ移動するのに
イタリア周遊後、行けたら他の国も回りつつギリシャから
船を使い陸路で入ろうと考えていました。
しかし、お察しの通り物価の高さと極寒ヨーロッパに
「一刻も早くアジアを目指せ!!」とヨーロッパ周遊は諦め
格安航空券をネットで購入し、ローマから次の目的地
トルコへと飛んだのです。
「少しはあったかいよね」
「ドイツよりはね・・」
なんて期待して降りたイスタンブール。
でも、雪がちらついていて結構寒い!!!
軽装の私達は再び少ない持ち服を幾重にも重ねて着ることに・・・涙
「さ・・・寒い・・。けど、着きましたイスタンブール。」
しかし降りた空港は、メジャーなアタチュルク国際空港ではなく
サビハ・ギョクチェン空港。・・・なんと???
「え?!アタチュルクじゃないの??」
「ここ何処じゃ~!!!ギャァー!!」
しかも、イスタンブールは意外と広い・・・
ボスポラス海峡を挟んでヨーロッパ側とアジア側の
2大陸にまたがり、首都アンカラよりも広い大都市なのです。
で、サビハ空港はアジアサイド。
行きたいのはヨーロッパサイド。トホホ・・・格安の理由ココにありか。
私達は人に尋ね、無駄に待ったり、知らぬ町をウロウロ迷いながら
バス、メトロ、フニクレール(ケーブルカー)、トラムと乗り継ぎ・・・
キレイなメトロの改札(左) と 近代的なトラム(右)
そして、
何とか目的地「tree of life」というバックパッカーが集まる日本人宿に到着。
出だし早々疲れてしまい、即ベッドへ。
しかしその夜、この宿で奇跡が☆
なんと、パリの珍宿で相部屋だった同く世界一周中のM&Msに再会!!!
詳しい予定はお互い知らなかったのになんという偶然。
パリではその珍宿主とのアレコレやそこの飼い猫の出産に立ち会ったりと
言わば旅というか宿の同志。
盛り上がりついでにカッパドキアツアーを一緒に行くことになりました。
それ以外にも、初のイスラム教圏ということで
町に建つモスクがとてもカッコイイ!!
寒いけども、ヨーロッパとは違う見慣れない景色にテンションは↑
そして、
1日5回の礼拝の時間の前に町中の拡声器から流れるアザーン。
アザーンというのはその礼拝を知らせる呼びかけのことで、
毎日時間になったら、お経みたいな感じで2~3分
男性の声の生独唱。
最初はわからず「何この声?」と思っていたけど
段々とその声でだいたいの時間がわかるようになってきます。
でも、まだ薄暗い早朝からの1回目は
「ちょっと・・・・ウルサイョー」って。